STORY
199X年——世界は核の炎に包まれた。
文明社会は消え去り、
世は暴力が支配する弱肉強食の時代を迎えていた。
そんな世界に、一人の救世主が降り立つ。その男の名はケンシロウ。
人体を内部より破壊する一子相伝の暗殺拳・北斗神拳の伝承者である。
荒野をさまようケンシロウの目的は、北斗神拳と対をなす南斗聖拳の使い手・シンに
奪われた婚約者・ユリアを取り戻すこと。
その旅の中、北斗神拳伝承者の宿命に導かれるように、
乱世に覇をとなえる多くの「強敵」との出会いと死闘、そして別れを経て、
ケンシロウは伝承者として、そして乱世を救う真の救世主として成長してゆく——。
作品詳細
『週刊少年ジャンプ』(集英社)に1983年〜1988年まで連載された、
原作・武論尊、漫画・原哲夫による作品。同誌の発行部数を押し上げる原動力となった作品であり、
1980年代を代表する作品の一つである。
宿命により導かれる壮大な物語に加え、「秘孔」により人体が破裂する描写や、
「おまえはもう死んでいる」といった名台詞、「ひでぶ」「あべし」「たわば」といった独創的な
断末魔が人気を博し、社会現象を巻き起こした。
TVアニメも大ヒットし、海外にも多くのファンを持つ。
スピンオフ作品や、映画、ゲーム、舞台など、派生商品も多数生まれており、
その世界は現在も様々な形で広がり続けている。
今年で「北斗の拳」は35周年を迎える。
<単行本情報>
北斗の拳[究極版]
全18巻 / 原作:武論尊 漫画:原哲夫 /
発行:ノース・スターズ・ピクチャーズ/
発売:徳間書店 / 定価:本体740円+税
「マンガほっと」でも3月9日から全巻配信!